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村吏(そんり)は、南洋群島に存在した地方行政機構。1922年(大正11年)に導入された。 == 概要 == 南洋群島の先住民族である「島民」を地方行政に参画させるために日本人地区の部落制とは別に設けられた。カナカ人地区に「総村長」と「村長」を、チャモロ人地区に「区長」と「助役」が設けられた。 カナカ人の村吏は、原則としてその地区の酋長が任命され、大酋長が「総村長」を、その他の酋長が「村長」に就いた。村長は総村長に隷属することとされた。しかし地域によっては大酋長が存在しなかったり、大酋長のみが存在する所もあったため、南洋庁も無理して「総村長-村長」のヒエラルキーを構築せず、当地の慣習にあわせて村吏を任命した。 チャモロ人の村吏の場合は、酋長制度が存在しないため、チャモロ人住民が推薦した人物を「区長」や「助役」に任命した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「村吏 (南洋群島)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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